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懐かしいドッキ―を紹介します。―藤内式・曽利式ドッキ――

2014年11月15日 書いた人:ヤミラ
ドッキ―アイキャッチ03

こんにちは、自称・お菓子作り考古学者のヤミラです。

 

これからこの連載記事で、みなさんの作った土器型クッキー(以下ドッキ―)や、私の作ったドッキ―を少しずつご紹介していきたいと思います。

 

最初の投稿として、かれこれ5年前に私が作った山梨県の縄文時代中期のドッキ―をご紹介します。

 

藤内式・曽利式ドッキ―_ヤミラ

 

どどん。

 

これは、お世話になった縄文研究者の方の結婚記念パーティのために作ったものです。そのためハート形にくりぬいたドッキ―も入れています。

 

ハート形土器片も、なかなか現代風でかわいいなと思いました。ラブラブドッキ―!

 


 

モチーフにしたのは、山梨県や長野県でとてもたくさん出てくる曽利(そり)式や、藤内(とうない)式の土器です。

井戸尻考古館HPより転載http://www.alles.or.jp/~fujimi/idojiri/tounai-ibutsu/pottery.html

井戸尻考古館HPより転載http://www.alles.or.jp/~fujimi/idojiri/tounai-ibutsu/pottery.html

これが「藤内式土器」です。こてこてのもっちりさんです。

 

隅丸四角に区切られたところに、内側を縁取るような文様が付いたりします。(パネル文とかいいます。)

 

山梨県の文化財ガイドより転載 http://www.pref.yamanashi.jp/gakujutu/maibun/yamanashinobunkazai_kouko001.html

山梨県の文化財ガイドより転載
http://www.pref.yamanashi.jp/gakujutu/maibun/yamanashinobunkazai_kouko001.html

これが「曽利式土器」です。

 

生クリームをしぼりだしたような粘土のひもがたくさん付くので、過去にケーキにしてみたことがある個人的に思い入れの強い土器です。

聖なる夜の曽利式土器ケーキ http://blog.ap.teacup.com/applet/hiyodokineko/archive?b=1

聖なる夜の曽利式土器ケーキ
http://blog.ap.teacup.com/applet/hiyodokineko/archive?b=1

 

平行に粘土紐を重ねたり、くるくる渦巻きにしたりします。

人によっては、粘土をホイップクリームのように絞り出した文様なのではないかと言っている人もいるみたいです。

 

「古墳散歩」さん「発掘された日本列島2006」記事より転載 http://www16.ocn.ne.jp/~navichan/gallery.html

「古墳散歩」さん「発掘された日本列島2006」記事より転載
http://www16.ocn.ne.jp/~navichan/gallery.html

ドッキ―にまじっている顔みたいなものは、この〝釣り手″土器をモデルにしています。

 

梅之木遺跡という、新郎さんの担当されていた遺跡から出てきた土器です。

顔がツリ目の熊みたいでかわいいんです。顔面ドッキ―です。

 

この地域は、あんまり縄文を使わないのが特徴なので、こてこて文様をひとつずつ再現するのに苦労しました。

でも、粘土の色が全体的に茶色くて、生地の種類が少なくても表現できたのでそこはよかったです。

中部高地のドッキ―のお味はココアが強いです。もうチョコクッキーと言ってもいいかも知れないです。

 

パーティでは、縄文研究者の新郎さんが、ドッキ―を使った真面目な土器解説をしてくれたので、盛り上がりました。

 

ぱちぱち


 

こんな感じで、少しずついろいろなドッキ―を紹介していきたいです。

 

今回の「藤内式・曽利式ドッキ―」はだいぶ本気度が高いですが、

なんとなく縄文っぽいぞ!という「雰囲気系ドッキ―」も、

とことん現物らしさを追求してみた「正統派系ドッキ―」も、どちらもあってよいと思います。

 

どうぞ自由にドッキ―クッキングをお楽しみいただければと思います。

 

作ったら、ぜひエピソードやこだわりポイントと一緒に、画像を送っていただけたら嬉しいです。ドッキ―・ポータルやこの記事で紹介させていただきます。

 

もうすぐクリスマスなので、ケーキに添えたり、ツリーに飾ったりしてもいいかも!?

 

(ヤミラ)