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2014年のみんなのドッキ―コレクション

2014年12月30日 書いた人:ヤミラ
ドッキ―アイキャッチ03

先月からはじめた「ドッキ―・ポータル」

お陰様で、このひと月でドッキ―作ったよ!レポートをたくさんいただきました。

(土器片クッキー「ドッキ―」の作り方についてはコチラ→ ドッキ―のレシピ

 

Twitterで上げられた内容については、随時トゥギャっています。

→ 2014年度 ドッキ―・コレクション

 

今回、ドッキ―を3つにジャンル分けしてみたので、それぞれご紹介してみたいと思います。

 

 

● 「本気系ドッキ―」(ほんきけい・どっきー)

 

大木8a式ドッキー_@_arcfishさん1大木8a式ドッキー_@_arcfishさん2

 

 

モデルとした土器を忠実に再現することにパワーを注ぎ込んだ、正統派ドッキ―。

 

 

本物の土器の観察を経て、ある程度の知見を得なければ作れないドッキ―であるため、レベルが高い。

文様・色調・生地等のうち、再現ポイントが多ければ多いほど上級者と認定され、制作者は間違いなく一目置かれることになる。

 

 

写真は、宮城県蔵王町文化財整理室さん作の「大木8a式ドッキ―」。

縄文時代中期の東北地方の土器です。

 

「本物の土器の湾曲を再現しようとして、焼きたてのやわらかい内に曲げようとして失敗した」

 

という大破片の割れ口のクオリティが、さらに全体の完成度を高めています。

 

 

● 「雰囲気系ドッキ―」(ふんいきけい・どっきー)

 

?式ドッキ―01_@greenery0510 さん?式ドッキ―02_@greenery0510 さん

 

 

〝っぽさ″だけでどこまで土器に近付けるのかに挑んだ、フィーリングを第一とするドッキ―。

 

 

「なんとなく縄文土器ってこんな感じ」といった、みんなの土器観を体現したドッキ―であるため、これを観察することによって逆に土器らしさとは何なのかを考えさせられてしまうという、ドッキ―としての矛盾を持ち合わせている。

 

作りやすく、初めての人には最もおすすめ。

 

写真は、龍太郎 @greenery0510 さん作の縄文式ドッキ―。

一瞬、何式だっけ?と考え込んでしまう程、どこかにありそうでないドッキ―です。

 

 

● 「アート系ドッキ―」(あーとけい・どっきー)

 

壁ドンドッキ―_おおたかおるさん

 

 

実在しない架空の土器を自らの手で作り出してしまった、神の視点からのドッキ―。

 

 

「ねつ造」という、考古学界ではある種タブーとなっているワードにも果敢に挑んでいく、最も前衛的なジャンル。

 

新しいドッキ―の楽しみ方に挑戦したいというクリエイティブ派の人におすすめ。

 

写真は、デイリーポータルZライター・おおたかおるさん作のドッキ―。

今年HOTワードとなった、あの「壁ドン」が縄文時代の風習だったら…という妄想から生まれたニュー・タイプです。

(おおたさんの記事はコチラ。)

 

 

 

他にも、ドドンとご紹介します。

 

荻堂式ドッキ―01_フツカさん

 

●本気系ドッキ―

フツカ @mumumv さん作、沖縄県「萩野堂式ドッキ―」

縄文時代後期(沖縄では貝塚時代といいます)のドッキ―です。

投稿されたドッキ―第一号!

沖縄の土器は、粘土に白い砂が多く入るそうで、粉砂糖を最後にまぶしているそうです。

 

 

不動堂遺跡風ドッキ―_@nori_toyamaさん2不動堂遺跡風ドッキ―_@nori_toyamaさん

●本気系ドッキ―

典子 @nori_toyama さん作、富山県朝日町不動堂遺跡のドッキ―。

縄文時代中期の中部日本の特徴的な文様のドッキ―ですね。

半裁竹管による文様を、半裁ストローでつけて再現。

また粘土に入る石英をココナッツの種を砕いたもので再現。

 

石英はココナッツ!みなさん、ココナッツですよ!!!

 

ちなみに、典子さんは、富山県朝日町の縄文遺跡のことをたくさん発信したブログを運営していらっしゃいます。

作り方はこちらに詳しく掲載されています。→「縄文遺跡の上にある「富山県朝日町」

 

 

押型文ドッキ―_からくささん投稿

●本気系ドッキ―

からくささん作、香川県三豊市の押型文ドッキ―。

縄文時代早期のとても古いドッキ―です。

「押型文」は縄ではなく文様を彫った木の棒を転がして付けられる文様ですが、なんと割り箸を彫って作られたそうです!

原体が見たいところです。

 

 

三内丸山板状ドグッキー_大内絢さん

●本気系ドッキ―

アヤさん作、三内丸山遺跡の板状ドグッキー(※土偶の場合はドグッキーといいます。)

板状土偶とクッキーの相性のよさは素敵な着眼点ですね。

こっそりいる遮光器ドグッキーの精巧さがすごい。あと、ハニワもいる・・

ダッチココアを使ったため、色が濃くなってしまったとのこと。

たしかに、色は中部高地の土器に近いですね。

 

 

円筒上層式ドッキ―_ドグ子さん1

●本気系ドッキ―(※一部アート系)

ドグ子 @doguco さん作、円筒上層式ドッキ―、ハート型ドグッキー、火焔ドッキ―、ドグ子ドグッキー。

昨年・今年と、どぐキャラ総選挙にて大健闘したあのドグ子さんの作品。

右下だけ本物の土器だそうです。

縄文時代中期の青森県ならではの「撚糸文様」をタコ糸で再現した部分が再現度を高めていますね。

ちび火焔ドッキ―(新潟県)もとてもかわいいです。

 

 

141208_あさみさかこさん

●雰囲気系ドッキ―(本気系ドッキ―?)

あさみたかこさん作の縄文式ドッキ―。

中部高地の縄文中期頃のドッキ―でしょうか?

竹管の押引き風文様が、っぽさを出しています。

今度は焼町式土器(※火焔土器に匹敵する豪華・複雑な文様の縄文中期の土器)にチャレンジされるそうなので、次回作が楽しみです。

 

 

?式ドッキ―_もちこ@mochiccokinakoさん

●雰囲気系ドッキ―

もちこ @mochiccokinako さん作

文様が消えてしまったそうですが、あきらめずにがんばってください!

弥生土器の無文部分の土器片に似ています。

 

 

?式ドッキ―_@ilovemll さん?式ドッキ―_@ilovemll さん02

●アート系ドッキ―

りんむーふーず @ilovemll さん作

なんと「独鈷石」を模した「独鈷石型土製品クッキー」という、新しいドッキ―!

独鈷石についてはコチラを。

石器を土器にしてしまったアート系ドッキ―です。

 

 

ほか、クックパッドの「つくれぽ」にも様々なドッキ―が寄せられています。

つくれぽは写真が小さく、文字数が限られているので詳しくご紹介できないのが残念ですが、ちょっとだけ。

 

つくれぽ141224

 

 

 

以上、2014年のみんなのドッキ―・コレクションでした!

 

 

 

文様がうまく出ないという方、以下の方法を試してみてください。

 

 

1.文様を付ける前に、生地を冷蔵庫で冷やして少し硬くする。

2.文様を付ける前に、生地の表面全体に小麦粉をこすりつけておく。

(この時、小麦粉が見えなくなるくらい生地の表面によくなじませてください。)

 

 

1については、クックパッド編集部の方による、プロ目線のコメントです!

→クックパッド編集部さんも、ありがとうございました!

「【編集部が挑戦!】え、これ食べられるの?噂の「土器型クッキー」を作ってみた!」

 

 

2015年も、いろいろなドッキ―に挑戦してみたいです。

本気系ドッキ―については、専門家の方からの品評コメントも待ってます!

 

 

2014年の私のキーワードは、「ドッキ―」でした!