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『どぐぽた。』編集部が行く! 山梨/長野の旅 PART1

2015年9月28日 書いた人:ヤケマチ
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10月9日は土偶の日! 

『どぐぽた。』編集部ヤケマチです。

9月1日から始まった『どぐキャラ総選挙FINAL』もだんだん締切が近づいてきました。今年はどのキャラが栄冠を勝ち取るのかドキドキです。10月6日~12日に東京阿佐ヶ谷で開催される『縄文のカーニバル』も間もなく! 特に10/11のトークイベント【譽田×ヤミラの土偶トーク】は要チェックです。ゲストにはいまマニアでめっちゃ話題の縄文フリーマガジン『縄文ZINE』編集長望月昭秀さん、土偶パントマイムでニッチにファンを開拓しつつある白鳥兄弟さんも。たくさんの方のご来場をお待ちしています。

 

 

というわけで『どぐぽた。』編集部はイベントのさらなる告知をはかるべく、シルバーウィークさなかの9/21~22、縄文王国山梨および縄文王国長野に向かいました。

9/21朝8時、JR高尾駅に集合した編集部。どぐぽたにしては珍しく遅刻者皆無で、一同気合い入りまくりのもよう。

お菓子考古学者ヤミラの車でいざ甲府盆地へ。

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いきなりシルバーウィークの渋滞に巻き込まれる一行。

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これはあかん。

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予定の時間はるかに過ぎ、ようやく最初の目的地釈迦堂博物館に到着しました。対応していただいた釈迦堂学芸員の一ノ瀬さん。大遅刻ほんと申し訳ありませんでした。つうことでまずは土偶マニアの聖地 釈迦堂博物館へ、急げー!

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1,116点もの土偶が発見された釈迦堂遺跡。一遺跡でこれだけの土偶が出土したのは青森県三内丸山についで全国二位。接合できた土偶片はわずかで、ここに展示されているたくさんの土偶頭部も、その手や胴や足が今どこに埋まっているのか、いまだにまったくわかっていません。

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昨年の釈迦堂遺跡博物館特別展の人気投票で一番人気だった「しゃかちゃん」。

「身長:8.5cm/体重:未公開/おだやかな目つきと丸い口。釈迦堂を代表する正統派美人」

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昨年ヤケマチが勝手に命名した『JB』。あいかわらずファンキーでゲロンパ!

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釈迦堂は土器もすげえです。火炎土器ならぬ水煙土器のすさまじさに編集部一同釘付け。濁流が渦を巻きならがせりあがっていくような立体把手。絢爛豪放な中期縄文土器のまさに爛熟期にあたる作品です。この時期を最後にド派手な過剰装飾は縄文土器の器面から少しずつ姿を消していきます。

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さて。釈迦堂博物館さんは毎年11/3の開館記念日に収蔵庫を一般公開されているんですが、国の重要文化財のため見学範囲が限られています。今回は特別に、11/3にも立ち入ることのできない「奥の間」まで見学させてもらいました。

禁断の扉が開かれ、カメラもブレブレ。

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収蔵庫に眠られておくには惜しすぎる逸品がところせましと。

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よく磨かれた無文の口縁部に渦を巻いた意匠がウネウネと這いのぼる。

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どことなく東北チックな隆線装飾。地紋の生々しい刺突文は甲府盆地でわりと短い期間に流行したスタイル。

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 これは縄文ランプともいわれる釣り手土器で、バットマンではない。

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この↓と↑が頭をぶつけたようなデザインは、この地域の中期土器でタマに見かけるんですが、↑がヘビの頭なのか、ペニスなのか、いろいろ妄想してしまうのはおれだけか。

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重要文化財の土偶は収蔵庫のさらに奥深く、鉄の扉の向こうに厳重に保管されていました。残念ながら写真をお見せすることはできませんが特製の桐の簞笥に…、おっとこれ以上はしゃべるわけにはいかないぜ。

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1階の企画展示室で準備中の次回特別展『縄文人と動物たち』会場もチラ見させていただきました。サルの土偶すげえー!

釈迦堂遺跡博物館第27回特別展『縄文人と動物たち』は10月1日から12月14日まで。これは見逃すわけにはいかない。

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というわけで釈迦堂博物館学芸員の一ノ瀬さんにたいへんお世話になりました。どぐキャラ総選挙のポスターも受け取っていただいた。

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ディープな釈迦堂ワールドの余韻に朦朧としつつ、次の訪問先に向かう編集部一行。旅はまだ始まったばかり。

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PART2へ続く!