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ストレッチ土偶を3D化。福島県じょーもぴあ宮畑の試み

2018年4月12日 書いた人:dogupota

縄文ブーム、という噂もあるが、少なくとも今年は”縄文“に注目が集まることは間違いないだろう。

福島県福島市の縄文体験学習施設“じょーもぴあ宮畑”が、7月開催のトーハク縄文展にも出品される「ストレッチ土偶」を実験的に3Dモデルとして公開している。

作成した担当職員によると
「遠くて見に来られない方にもせめて3Dで楽しんでいただきたいと思って制作しました。今年の夏は東博で展示されるので、その事前学習としてもご活用いただければと思います。」
と語っている。

3Dモデルは下記のサイトから閲覧できる。

https://sketchfab.com/models/b6da2188945d47b3b739c5d19f9fff40

 

3Dモデルの作成方法は、展示ケース越しに全方位から写真撮影し、Photoscanというソフトを使って合成されている。

「これからも収蔵品や福島市内の資料を立体化して提供していければと思っていますが、まだソフトを使いこなせていないので、底抜けになってしまうのが悩みです。」(担当職員)

元々は「しゃがむ土偶」という愛称だったが、土偶ライター・譽田亜紀子さんの執筆本「にっぽん全国土偶手帖」で"ストレッチ土偶"と紹介されてから、その愛称でも親しまれている。
腕組みし、片腕をストレッチしているような姿は、妊婦が出産時にいきむ姿を現している、という説もある。

書籍などでは遺物が一方向からしか見えない、というのは縄文ファンの悩みの一つ。3D化はファンにとって嬉しい試みだ。
ゲーム感覚で遺物に触れられることで、ファン拡大にも貢献することになるだろう。
じょーもぴあ宮畑の更なる取り組みに期待していきたい。

 

じょーもぴあ宮畑へのアクセス・お問い合わせについては下記リンクからご確認ください。

http://www.f-shinkoukousha.or.jp/jyomopia/index.html

 

記事作成:小林亨