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レベル高すぎ?加曽利春まつりの縄文グルメがマジでうまそう。

2018年5月1日 書いた人:小林亨
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唐突ですが、みなさん貝塚はご存知でしょうか?

はい。縄文時代に作られた貝捨て場ですね。
以前はゴミ捨て場だと言われていましたが、現在では土器や人骨、飼い犬と思われる骨が発見されたことから、祈りを込めた「モノ送り」の場だったと考えられています。

日本で代表的な貝塚のひとつ、千葉市・加曽利貝塚から見つかる貝の9割は「イボキサゴ」という貝。
大きさ2cmほどの巻貝で、可食部はかなり少ない、ほとんど食べる所がない、と言っていいでしょう。

では、この「イボキサゴ」何に使われたと思いますか?

答えは「出汁」です。

無論、推測の域は出ないのですが、縄文時代には取り放題といっていいほど大量に採れたと考えられること、1つ1つほじって食べるには手間がかかりすぎること、煮出すと旨味のつまった出汁が取れることから、出汁として使われたのでは!?という説がささやかれています。


2018年、5月の5日(土)、6日(日)に加曽利貝塚で開催される

「加曽利貝塚 縄文春まつり」

では、そのイボキサゴの出汁を使った料理をふんだんに味わうことができます。
イボキサゴ出汁を使ったラーメンに始まり、たこ焼き、イタリアンスープ、ライスコロッケに加え、イボキサゴスープ無料配布もあるそうです。

特に目を引くのが”イボキサゴラーメン”開発に携わったのは、千葉市のダイニングバー「SPROUT」さん。 普段は北海道のグルメが堪能できるお店です。
北の海鮮料理に強いSPROUTさんならではの、あっさりとした旨味のあるスープに仕上がっているとのこと。
具には店名にもなっているスプラウト、白髪ネギ、じっくりと炙った鶏肉がのっています。 残念ながら、お店での提供は今のところ未定だそう、気になった方は春まつりに来て食べるしかありませんね。

縄文のグルメというと、どうしても土器で煮たイノシシや鹿の煮込み・・・といったものになりがちなのですが、イボキサゴラーメンは縄文グルメ界(?)に一石を投じる存在になりそうです。

縄文春まつりでは、イボキサゴ料理のほか、イノシシ肉のフランクフルト、千葉県ならではの海鮮焼きなど、魅力が盛りだくさん。 遺跡内にドローンを飛ばし、VRゴーグルで空中散歩体験もできるほか、縄文遺跡あるあるの「交通手段がない!」という声にも応え、JR都賀駅からの無料シャトルバスも運行されます。

加曽利貝塚、本気出しすぎ。さすが特別史跡。

そんな至れりつくせりの内容となっている 「縄文春まつり」
都心から都賀駅までは電車、車ともに約1時間。まだ連休の予定が無いという方は加曽利貝塚に足を運んでみてはいかがでしょうか。


加曽利式土器レプリカ
イベントの詳細・お問い合わせは以下のリンクから https://www.city.chiba.jp/kasori/news/info_20180402_harufes.html

加曽利貝塚博物館のTwitterアカウントでも、春まつりの詳細を発信しています。 https://twitter.com/kasori_jomon 

ダイニングバーSPROUTさんのページ
http://tl.chiba-city.link/cat_gourmet/sprout/

記事作成:小林亨