dgh2014 (1)

土偶とは?

「土偶」は、縄文時代に作られていた土の人形です。
縄文時代は、今から一万五千年程前に始まり、その後一万二千年以上もの長い間続きました。 人々は、竪穴式住居に住み、土器を作って食べ物を煮炊きし、採集狩猟を生業(なりわい)にして生活をしていました。
土偶は、そんな縄文時代の人々の世界観が表現された不思議な人形です。 姿かたちのバリエーションは実に豊富で、縄文時代の時期によっても地域によっても、形が随分違います。 大きさも、数センチのものから40センチ以上のものまであります。それは、出産や生命繁栄への祈りを表しているのか、多くが女性を表現したものになっています。 しかし、人間の姿には見えないものもたくさんあり、何らかの精霊を表したものなのではないかとも言われています。

「土偶」と埴輪の違い
作られた時代が違います。
「土偶」は、縄文時代に作られたものですが、埴輪は古墳時代(4~7世紀)に作られたものです。
埴輪は、古墳の上に並べるために量産された置物で、古墳とセットで使用されることが特徴です。 土偶と違い、武人や巫女など一体一体のもっている意味や役割がはっきりしています。
時々、縄文が土偶で弥生が埴輪…と間違われることがありますが、弥生時代には土偶や埴輪のような、立体的な土製の人形はほとんどありません。 埴輪は、土偶が作られなくなった後、何百年も経ってから生まれたものです。 (ちなみに、「埴輪の日」には8月20日説と8月28日説がありますが、まだ決まっていないようです。)